麻布大学フィールドワークセンター
2021年4月開設

長年の研究交流や学生受入、さらに2019年3月27日、美郷町と麻布大学で学術研究や人材育成、産業振興、教育・文化の振興などの項目で協定締結をきっかけに、ゴールデンユートピアおおちの旧創作館を活用した、教育・研究サテライト施設「麻布大学フィールドワークセンター」を開設しました。神奈川県相模原市にある麻布大学本学キャンパス以外で初めてのサテライト施設です。
麻布大学からは浅利昌男学長、川上泰学部長はじめ関係者の皆さんに出席いただき、来賓には丸山達也島根県知事、福井竜夫島根県議会議員はじめ、美郷町議会、町内の各団体、美郷バレー参画企業など多くの方々にご臨席いただきお祝いしていただきました。

センター

麻布大学について

麻布大学は、今年2020年には創設130周年を迎える獣医系大学として二番目に長い歴史を持つ大学です。私立大学として動物学分野の研究に重点を置くトップクラスの実績を基盤に、新たな人材育成に積極的に取り組んでいます。
本学は、獣医学部(獣医学科、動物応用科学科)と生命・環境科学部(臨床検査技術学科、食品生命科学科、環境科学科)の2学部5学科と大学院(獣医学研究科と環境保健学研究科)の教育体制に、学部生:2、519名、大学院生:91名が学んでいます(2019年5月1日現在)。1つのキャンパス内(神奈川県相模原市)で、人・動物・環境に関する教育・研究を実施している国内唯一の大学です。

麻布大学と美郷町(旧邑智町~)の関係・沿革

2000年
麻布大学の学生被害調査研究受け入れ
2001年
有害鳥獣被害対策研修会の開催(講師:近中四農研鳥獣害研究室)(主催:県央ブロック協議会、企画:美郷町、会場:美郷町)麻布大学学生参加
麻布大学の学生被害調査研究受け入れ(京覧原)
2002年
獣害対策と駆除イノシシの資源利用研修会(会場:美郷町)麻布大学学生参加
麻布大学の学生被害調査研究受け入れ(指導:近中四農研鳥獣害研究室)
2003年
全国初の捕獲イノシシの生体搬送の指導と実地、夏イノシシの資源利用への応用(指導:近中四農研鳥獣害研究室、麻布大学)
邑智中学校1年生授業「イノシシと農作物のはなし」(講師:近中四農研鳥獣害研究室、麻布大学)
2004年
防護柵“金網忍び返し柵”の実験圃場(九日市地区)
麻布大学学生の組み合わせ防護柵実証試験受け入れ
麻布大学大学院生の博士論文研究受け入れ(ヒツジ放牧研究調査)
2005年
麻布大学大学院生の捕獲手法に関する研究受け入れ
麻布大学大学院生の博士論文研究受け入れ(ヒツジ放牧研究調査)
麻布大学動物資源経済学研究室(大木先生、学生1名)旧邑智町山くじら農業経済調査
2006年
麻布大学大学院生の捕獲手法に関する研究受け入れ
2007年
美郷町山くじら研修会(主催:美郷町、講師:近中四農研鳥獣害研究室、麻布大学)
2012年
麻布大学学生と竹林管理研究受け入れ
2019年3月
麻布大学と美郷町「包括連携協定」調印式・締結(美郷町役場)
2019年8月
麻布大学4年生 卒業論文研究(美郷町)42日間滞在
2019年10月
『山くじらフォーラム』(美郷町10/3~10/5 3日間開催)
2019年11月
麻布大学教育セミナー(市民公開講座:町長講演)生命・環境科学部棟
2020年7月
邑智小学校にて「イノシシと農作物のはなし」(講師:麻布大学)
2020年8月
邑智小学校5年生授業 現場圃場にて「鳥獣対策と電気柵、イモ植え体験」(講師:麻布大学、地元住民)
麻布大学学生2名(4年生・修士)研究滞在(美郷町・西日本農研)
2020年9月
吾郷公民館だより『吾が郷(わがさと)あごう』9月号学生2名紹介
2021年4月
「麻布大学フィールドワークセンター」開設

麻布大学ホームページ(※外部リンク)

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美郷バレー構想

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