町民、すごく仲良くしてくれた… 美郷町内で麻布大学獣医学部 経済学実習
2022年8月23日~2022年8月25日

去る8月23日から8月25日の3日間、美郷町内において昨年の麻布大学フィールドワークセンター(美郷町粕渕)開設以来はじめて、同大学獣医学部動物応用科学科の経済学実習(教授 大木 茂先生カリキュラム)が行われました。
参加者は、麻布大学獣医学部(神奈川県)の4年生9人、3年生7人(うち男子学生7名、女子学生9名)の学生16名と教員1名の計17名。
サロン市場やみさと産直市の見学、イノシシの解体実習をはじめ、美郷町内で3日間滞在し無事実習を終えることができました。
昼食や夕食は町内飲食店の山くじら料理やお弁当を堪能しました。
3日目はフィールドワークセンター講義室で1時間かけて美郷町 嘉戸隆町長が地方の豊かさや都会と対極的にある課題先進地であることから、逆転の発想でまちづくりを進めていること、「豊かさとは何か」などを16人の学生一人ひとりに問いかけながら講義しました。
3日間の学生の感想を聞くと、「事前に予備知識として資料で調べてきたが思ったより活気にあふれていた」(4年女子学生)、「一人暮らしで隣人がだれかわからないけれど青空サロン市場では高齢者がすごく仲良く、フレンドリーで横のつながりがあった」(3年男子学生)、「学校ではアニマルウェルフェア(動物福祉)を学んでいる。家畜の均一化した肉質と安定供給に対して、野生動物の不安定な獣肉の肉質・供給の違いを美郷町の食肉施設で学ぶことができた」(4年女子学生)など、実際に美郷町に来て気づくことが多かったそうです。「これまでの牧場実習と全く違う楽しい実習だった。来春卒業後、鳥獣対策や捕獲業務に関わる企業に就職するがぜひ美郷町を訪れたい」(4年男子学生)と、美郷町の魅力を少しでも感じていただけた3日間の実習になりました。
まだまだ、新型コロナの感染拡大の終息の見込みが立ちませんが確実に美郷バレーの取り組みが一歩進みました。

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写真2
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美郷バレー構想

美郷バレー構想