林間学校2023夏

写真1

7月28日、美郷町乙原の通称“すくいだち”又は“空の畑”と呼んでいる広さ約2haの場所で、主催の吾郷公民館(兼吾郷連合自治会)竹田副館長の挨拶を皮切りに開催されました。
講師はお馴染みの“雅ねぇ”こと、獣害研究家の井上雅央先生。6月のモグラの捕獲やこの日も日本農業新聞のトップ記事に掲載された、農業や鳥獣害対策では言わずと知れた人。

写真2

茂みだった農地を一人で草刈りや大木を切り倒して自身のフィールドワークの場を“林間学校”と称して獣害対策にとどまらず、雅ねぇの人生観・世界観に年齢関係なく誘う不思議な場所です。

写真3

トトロの森のようにツタの垂れ下がる数本の大きなセンダンの木の木陰で趣味のチョウチョウの採集の話や実際のチョウの標本を30数名の参加者に紹介。
特に小学生はおおはしゃぎ。
この日は雅ねぇが定期的に講師をつとめる都賀行公民館から12名の町民の皆さんも参加し、2つの公民館の交流もありました。

写真4

都賀行公民館を通じて美郷バレー・きゃらバンを展開しているタイガー(株)社員 川島さんから電気柵の設置の話もありました。
講師といいつつも誰も知らないところで、林間学校の会場を春から何度も下刈りして、開催日も朝5時から草刈りしている雅ねぇ。この日配布した資料には「雅ねぇは美郷町が大好きです。よそ者で変わり者の雅ねぇをフツーに受け入れて、やりたいことをやらせていただける居心地の良よさ。・・・感謝の気持ちでいっぱいです・・・4月採集し始めたら、あっという間に50種も(チョウが)採れました。おみせする標本は宝の山だという証拠。ますます美郷町が好きになりました。」と。
くしくもこの日の日本農業新聞は6月に施行された「LGBT理解増進法」に関して「農村に居場所をつくろう」という取材テーマの記事で雅ねぇが登場。小一時間の雅ねぇの話でしたが、参加者全員が雅ねぇワールドに魅了され、いろんなことを学ぶことができた林間学校2023夏でした。

写真5

<< 前のページに戻る

美郷バレー構想

美郷バレー構想