獣害対策から小さな拠点づくりの視点へ

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7月12日、奥出雲町八川地区から、5年前から「小さな拠点づくり」の地域活性化に取り組まれている八川未来図の14名の会員と奥出雲町猟友会八川支部、八川公民館、奥出雲町役場(農業振興課・政策企画課)職員4名の計26名が視察にこられました。
八川地区は国道314号線の広島県と島根県を結ぶ日本神話「八岐大蛇(やまたのおろち)」に名付けられた奥出雲おろちループ(大小11の橋と3つのトンネルのある子いて良さ105m)のある地域です。
八川未来図の会員の皆さんは、農業振興部会や婦人会、地域のつながり部会、地域防災部会、地域づくり支援員など自分たちの暮らす地域を良くしていくためのヒント探しの視察です。
令和4年度から美郷町役場の組織名称が「山くじらブランド推進課」から「美郷バレー課」に改称されました。獣害対策にとどまらず、様々な分野への波及、コミュニティーの醸成、地域づくりなど住民主体の持続可能な地域づくりのグランドデザインをどう描いていくのか、そうした内容の視察ニーズが増えてきています。
短い視察時間でしたが、農村女性の活動の場づくりとして町内集会所の青空クラフトを見学していただきました。

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昼食は町内飲食店でジビエ料理を堪能。
後日、八川未来図の会員の一人に視察の感想を聞いたところ、料理もおいしくて、八川地区の地域づくりを取り組んでいく上で勉強になったと話されていました。
獣害対策は地域づくりの視点からどう紐解いていくのか、八川未来図の会員の皆さんの視察が示してくださいました。

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美郷バレー構想

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