山くじら学習の源流

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この写真は平成22年(2010)4月、地元の保育園児が竹マルチで育てたサツマイモを植えている様子です。
5月31日に行われました邑智小学校5年生の山くじら学習でサツマイモを植えた青空サロン畑を13年前にさかのぼって、少しだけその歴史を紐解いてみましょう。
青空サロン畑から見える地元保育所は児童数15人をわったため平成24年(2012)3月に閉所し、昭和43年(1968)44年間の歴史の幕を閉じました。
それまで地域と保育所、又は地域の手で小学生・園児の子供を対象にサロン畑で野菜づくりや、雨の日は地元集会所で野菜の鉢植えなど住民活動を長年おこなってきました。(閉所後もですが)
次の写真は平成22年(2010)6月の休日、あいにくの雨のため集会所内で保育園児や小学生を対象に保護者や地元婦人会、地域の人たちと一緒にミニトマトの鉢植えをしている様子です。
このあと、みんなで山くじらのカレーを一緒に食べました。

写真2

秋、平成22年(2010)10月、地域総出で地元の保育園児と一緒になって竹マルチで育てたサツマイモを掘っている、青空サロン畑の収穫祭当時の様子です。

写真3

青空サロン畑は、今から15年以上前から子どもを地域が育み、食育や食農に結び付けていく源泉だったのです。
こうした地域活動がさらに町内にも広がり、青空サロン2号店を町内滝原の住民グループが立ち上げました。
邑智小学校2年生を対象に春はジャガイモとサトイモを植えたり、収穫した野菜を学校給食の食材に提供する等、食農を実践してきました。

写真4
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ときには、小学校の保護者と児童が一緒に収穫したサツマイモをつかってパンプキンなどのスイーツづくりや青空サロン2号店の活動を発表するなど、今の「山くじら学習」に至るまで青空サロン畑の名のもとに様々なドラマが繰り広ろげられてきたのでした。

写真6

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美郷バレー構想

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