9000㎞離れたポーランドから経済視察その7・最終回

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5月13日(土)、遅い昼食を終えて14時00分から美郷町役場本庁に隣接するみさと館で、視察の最後のまとめ、意見交換会とクロトシン市の紹介を行いました。
クロトシン市役所振興交流課の職員 カタジナ・グルベルナさんがクロトシン市についてスクリーンで説明してくださいました。彼女は前日の夕食ではアニメ「NARUTO-ナルト」を流ちょうな日本語で歌うほど日本アニメが大好きな市職員さんです。
「平原の国」の意味を示すポーランド、クロトシン市は「一緒に協力しましょう」という意味だそうです。偶然にも美郷バレー構想の目指す産官学民が自発的に集い共創の環境をつくる目的と似ています。
視察団の6つの会社はポーランドが1989年の共産主義体制から議院内閣政の民主国家に生まれ変わって以降に国営企業から引き継いだ私企業などで、設立後30年前後の会社です。

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企業視察団の10人の皆さんは熱心に美郷町や日本についての感想を述べられました。
誰もが共通した印象・感想は、山に囲まれ、景色もきれいでゴミもない、クロトシン市は旧市街地が観光地として集約されているが、美郷町は集落や自然がモザイク状に広がってとてもきれいだといわれました。
驚いたことに、午前中の捕獲現場に行く途中に誰もが一斉に写真をとる光景が・・・。視察団の先にみえるものは・・・?

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なんと、トラクターで代掻きをしている田んぼ。
ポーランドには水田がないそうです。とても珍しそうに写真を撮っていました。

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2日間のポーランド・クロトシン市の企業視察団の皆さんの感想の中で、一番印象に残り、意見交換会や移動の車中で何度も聞いたクロトシン市長の言葉です。
「美郷町のまちづくりに魅力があるから遠く離れたポーランド・クロトシン市の私たちをここに足を運ばせたのだ。これからも自信をもって取り組んでいきなさい」と。

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新型コロナの影響で3年越しにやっとお会いできたポーランド・クロトシン市の企業視察団10人の皆さん、そのご縁を紡いでいただいた隠岐の島町 池田町長様はじめ隠岐の島町商工観光課職員の皆様、国際交流員のイザベラ様、山くじらの郷の旅、ありがとうございました・・・Wszystkiego dobrego!
ポーランド・クロトシン市視察団特集“完”

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美郷バレー構想

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