9000㎞離れたポーランドから経済視察その2

写真1

5月12日(金)、午後3時00分。ここからクロトシン市企業視察団のミッション“経済交流”の視察がはじまりました。
最初に(株)おおち山くじらのイノシシ肉製造工場を見学。
企業視察団6社のうち、1社ジビエ販売会社「ラス・カリシュ有限会社」のトマシュ・タルナブスキ社長(以下「ラス・カリシュ社長」という。)が熱心に作業・製造工程を聞いたのち、60分の予定時間を大きく過ぎるほどの熱心に質問されました。

写真2

ラス・カリシュ有限会社はイノシシやノロジカ、アカシカ、ダマジカなどのジビエをドイツ、オランダ、スイス、ベルギーなどに輸出されています。社員60人で日本のジビエ会社であれば、おそらく日本一の規模の会社になります。
午後4時30分、青空クラフトの地元女性の日ごろの活動を見学しました。おもてなしは、普段の視察者にはコーヒーですが、企業視察団にはサクラ茶を出されました。

写真3

青空クラフトの手縫い作業を間近で見た後、誰もが珍しそうに手に取って通訳のイザベラさん(=隠岐の島町国際交流員)を通じて質問されていました。クロトシン市長からお礼に、一人ひとりに、観光地のクロトシン市旧市街地の絵葉書を渡されました。

写真4

企業視察団の感想では、ラス・カリシュ社長が、ジビエの製造工場は想定内だったが、イノシシのなめし皮を使ってモノづくりをすることは大変参考になりましたと。最後まで使い切る・命を粗末にしない取り組みは、帰国しても考えたいといわれました。
クロトシン市長は、市の沢山のサークルの集まる協会の会長をしているが、野生動物の皮革を使ったモノづくりのサークルはないので驚きました。女性の活躍は素晴らしいと。
午後5時00分をまわりましたが、企業視察団の皆さんは大変、満足そうに移動車で町内の宿泊施設に移動しました。

写真5

<< 前のページに戻る

美郷バレー構想

美郷バレー構想