ヤツらの目線で!美郷バレー・きゃらバンin宮内

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4月11日(火)、美郷町比之宮地域 宮内上集落営農組合の管理する田んぼで美郷バレー・きゃらバンが行われました。荒代(あらじろ)が終わった田んぼの周りのワイヤーメッシュ柵を点検しながら修繕方法を指南していきます。指南役は美郷バレー協定企業のタイガー(株)の社員のみなさんです。
イノシシやシカがワイヤーメッシュと地面の隙間をねらって何度も侵入した個所や、メッシュの目合いが大きかったり(10㎝が適当)、メッシュとメッシュの継ぎ目が弱いなど、獣害の原因となる防護柵の設置方法の典型的なパターンが多く見受けられました。
指南役いわく、「人間の目線や気持ちでなく、野生動物の視線や気持ちになることが大事です」と。具体的にワイヤーメッシュと地面の接点に鉄パイプや竹を横につけて隙間をなくして掘り起こしによる侵入防止をするなど営農組合の皆さんも納得の2時間になりました。

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防護柵の改善が終われば、次は捕獲檻の設置場所の確認をしました。
田んぼはきれいに草刈り機で除草され、営農管理がしっかりされています。
美郷バレー・きゃらバンを通じて秋に向けて宮内上集落営農組合への収穫支援が、新緑の深まりとともにスタートしました。ポイントはヤツら(イノシシやシカ)の目線や気持ちで!・・・です。

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美郷バレー構想

美郷バレー構想