満員御礼!麻布大学セミナー

2月20日(月)午後2時00分から午後3時30分、美郷町役場隣の「みさと館」にて美郷バレー・きゃらバンの活動として「麻布大学セミナー」を開催しました。
講師は、麻布大学 生命・環境科学部 食品生命科学科 准教授(同大学 いのちの博物館 館長)島津 德人(よしひと)先生が、『ヒトも動物も、健“口”な社会へ~“歯周病”からヒトと動物の共生を考える、良い歯(418)プロジェクト~』と題して、歯周病をテーマにヒトと動物の健康社会についてお話いただきました。
会場には町民はじめ、公民館職員や美郷バレー企業関係者、JA職員、医療福祉関係職員などいろいろな分野から多数の参加がありました。

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講演では、美味しく食べて脳の働きを良くする(ワーキングメモリーの活性)が健康につながることや、よく噛むことで内臓脂肪を減らす効果があること(咀嚼効果)、歯周病は歯だけでなく全身の疾患リスクを高めることなど、健康に身近な歯周病にまつわる興味深い話をわかりやすく話されました。
また、「人から動物へ歯周病がどれだけ感染しているか」という研究テーマについて唾液を通じてヒトからペット、ペットからヒトに感染することや、生きた動物から唾液を取り出す研究調査を紹介されました。
講演後、参加者からはわかりやすく、面白かったという感想を多く聞かれました。
今回のセミナーを通じて、麻布大学フィールドワークセンターは生命環境科学部の3分野「ヒトの健康の分析」・「食を通じた美味しさの分析」・「環境の分析」という野生動植物の研究のほか、ヒトも含めた生命の研究にも多くの町民関係者は学ぶ機会になりました。
島津先生の講演を皮切りに今後はセミナーを通して美郷町民の健康推進にも役立てていきます。
また、一つ、美郷バレーの取り組みの分野のすそ野が広がった1日でした。

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美郷バレー構想

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