2022年 今年最後の訪問者

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12月19日(月)、佐賀県庁の4名の職員の方が寒波の中、美郷町に来訪され雪の降りしきる中、遅くまで視察されました。鳥獣対策だけでなく、地域の強みや個性を活かした地域づくりに共感されていました。
そして12月23日(金)再び寒波襲来の美郷町に今年の最後の来訪者がこられました(表紙写真:㊨菅原さん、㊧佐藤さん 役場庁舎前)。お二人は秋田県庁職員の菅原さんと岩手県庁職員の佐藤さんで、現在、東京都立川市にある総務省自治学校で4ヶ月間、研修生として籍をおかれています。
地域資源を活用した町の活性化を推進している美郷町の実地調査を目的に訪れた視察者です。
調査後は政策立案チームで栃木県内の鳥獣害対策とイノシシ利活用を行っている那珂川町で美郷町の「おおち山くじら」のような取組、展開が図られないか、方策を検討されています。
驚いたことに、平成19年9月に美郷町に視察に訪れた栃木県庁職員の方の紹介で平成20年2月に那賀川町の当時の川崎和郎町長と農林振興課 山本勇課長補佐が美郷町のイノシシの資源利活用を視察され、のちに廃校を整備した食肉施設で「八溝ししまる」というブランド名で特産化されたという美郷町とのご縁があります。

今年12月も訪問者は12件、今年4月からは109件(注:美郷バレー課 把握件数)になります。
創作四字熟語の今年の最優秀作品には新型コロナウイルス対策の緩和をもじった「遠客再来」が選ばれました。
週の初めは佐賀県、週末は「今年最後の訪問者、よくぞ雪の美郷町におこし頂いた」と思いきや、雪国からの来訪者とまさに「遠客再来」。

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2023年は新型コロナの流行が治まり、「遠客再来」から滞在人口につながるよう良い年にしたいものです。

今年は6月のNHKスペシャル『獣害を転じて福となす~雅(まさ)ねぇと中国山地の物語』が全国放送され、9月には山くじらフォーラムが3日間開催、美郷バレー協定団体をはじめ、全国14都府県から延べ500人以上の参加があるなど新型コロナ禍の影響を受けながらも、山くじらの郷のポジティブな暮らしの積み重ねが今年最後の訪問者へとつながったと思います。
今年はなんといっても、山くじらラーメン。
和洋猪食処またたびさんの山くじらラーメンの人気ぶりは4月から年末まで沸騰し続け、まさに千客万来、「また、たびたびきてくだい」というお店主人の思いから命名された店名のとおりになりました。
今年最後の訪問者のお二人はまたたびさんの山くじらラーメンセットで調査後に遅い昼食をとられました。
今年の最後の〆は、山くじらラーメン。
山くじらにはじまり、山くじらに終わった、「遠客再来」で無事一年を終えることができました。
来年も美郷町に「また、たびたびおこしください」

写真3
写真4

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美郷バレー構想

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