神奈川県大磯町とビーチ&バレー協定を締結
2022年11月10日

ビーチバレー

鳥獣害対策をきっかけに交流を続けてきた美郷町と大磯町は、「地域活性化に向けた包括連携に関する協定」を美郷町関係者出席の中、締結されました。
湘南の海辺の町と山の町の交流から協定の別称を「ビーチ&バレー協定」と呼んでいます。
美郷バレーでの自治体との協定は、三重県津市、兵庫県丹波篠山市に次いで3件目になります。
協定締結式において、大磯町 中崎久雄町長は「今回の協定は町としての宝とし、美郷バレーのノウハウや住民主体の捕獲体制への転換、獣害対策から地域活性化への展開など美郷町を手本としたい」と述べられました。美郷町 嘉戸隆町長は「対極にあるといっても過言ではないように見える山の自治体と湘南の海の自治体がお互いの強みを認め合い連携することに大きな意義がある」と述べました。協定後は大磯町産業観光課 弘重穣係長が大磯町の紹介と協定の意義をみさと館町民ホールで講演されました。会場には地元中学生をはじめ60人の町民が聴講し協定を祝福しました。
今回の締結により、山くじらをはじめ特産品の都市圏に向けたPR、販路拡大の強化や、美郷町の獣害対策等のノウハウの提供や大磯町からの研修受け入れなどによる関係・交流人口の拡大、そして美郷バレーの都市圏への発信力の強化が期待できます。
また、大磯町は、美郷町が連携協定を締結する古河電気工業株式会社と深い縁があります。古河電気工業株式会社は、大磯町にある旧大隈重信邸と旧陸奥宗光邸跡の庭園の一部を以前に所有しておられ、令和2年に大磯町に寄付されています。
更に、神奈川県には麻布大学の本学があり、美郷バレーを通じた様々な分野での好影響が期待できます。

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美郷バレー構想

美郷バレー構想