山くじらフォーラム(2日目)

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フォーラム2日目は元気な吾郷地域なでしこ会の元気なお母さん11人による『山くじら物語 山くじらフォーラムバージョン』で読み語りを30分間初披露しました。
物語はイノシシの駆除で処分に困っていた夏イノシシを利活用して産業祭などで山くじらの大鍋や町の新しい特産品、イノシシの皮革製品を作り出すなど多くの町民が関わって地域おこしにつながったという実話です。
「美郷バレーの取り組みまでの歩みがよくわかった」、「紙芝居なのでわかりやすかった」など好評でした。

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基調講演は現在NHK番組『クローズアップ現代』のチーフプロデューサーを担当されている棚谷克巳(たなや かつみ)先生に『都市と地方~広がる過疎地域の可能性~』と題して講演いただきました。
棚谷先生は、今年6月に放送されましたNHKスペシャル「獣害を転じて福となす~雅ねえと中国山地の物語~」の担当プロデューサーをされ、令和元年2月からいくつかの番組取材を通じて美郷町と交流がある方です。
話は棚谷先生自身が手掛けた取材番組を紹介しながら都会の非正規雇用の若者の実態や群馬県昭和村の土葬による“結(ゆい)”の社会を通じて人が社会との接点を失って生きる無縁社会に美郷町のようなコミュニティが町の魅力となって今、若者が移住定住している、そのためには受け入れる地域の魅力は主体性(自分ごと)が求められるという講演でした。地域おこしのヒントがびっしり詰まった講演に会場の参加者から惜しみない拍手が送られました。
NHKスペシャルの主演女優“雅ねぇ”から、美郷町の山くじらの特産品がお礼に手渡されました。

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午後からの分科会では共創をキーワードに「社会課題解決」「資源利活用からの地域振興」「獣がいからの地域おこし・チャンスに変える」という3つのテーマで100人が意見交換し、交流の輪を深めました。

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美郷バレー構想

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