美郷バレー初!電柵部材の共同開発

電柵1

美郷町と美郷バレー参画企業の株式会社テザック(大阪市西区)と国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の3者で、電柵部材(クリップ・支柱・柵線)の発明開発に伴う意匠権や特許権の取得のため共同出願を令和元年(2019)8月19日行いました。美郷バレーで初めての商品開発の手続きになります。
出願に向けて、2年前から発明関係者3者で協議し、令和元年4月から町内4ヶ所で営農組合や住民の方々の協力により、商品開発に向けて電柵の試験施工を行い実現できました。

電柵2

開発した電柵部材は、農業者の方の作業効率化、高齢化という課題に対応し、電柵の設置から撤収までの労力が大幅に軽減でき、正確に柵線を張ることができることが売りとなっています。獣害対策を何とかしたい、農家の労力を少しでも軽減したいという熱意から、美郷町の農家の労力ニーズを研究機関の動物行動学に基づく科学的根拠をもって企業技術力とものづくりの高い技術力が結集したものです。
電柵部材に係る令和2年(2020)年3月9日に意匠登録が完了し、美郷町にとってはじめての意匠権という知的財産権を取得しました。特許権については、令和4年4月4日に特許庁に出願審査請求を行っています。
美郷町に視察にこられたらぜひ、ご覧ください。

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美郷バレー構想

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