美郷町では耕作放棄地の拡大防止を図るため、そばの栽培を推進しています。
令和2年度は26の農業者が信濃1号と三瓶在来種の2品種の栽培を行い、計18haで栽培しています。
その中でも三瓶在来種は令和元年度3ha、令和2年度8haと増加傾向にあり、令和3年度以降も増加を見込んでいます。
令和元年度までは玄そばのみを県内をはじめ、関西や関東方面に販売していましたが、栽培面積が拡大し、一定の収量を確保することが可能となったため、美郷産三瓶在来種だけを使用した十割の生そばを商品化しました。
商品化には、毎年町内で栽培されたそばの収穫から出荷調整、販売を行っている、有機の美郷有限会社(美郷町惣森)の協力を得ています。
刈り取ったばかりの玄そばを使用して作った美郷産三瓶在来種100%使用の新そばです。
新そばのため年内の期間限定販売となりますが、新商品の売れ行き具合をみて、年明け以降の製造も検討しています。