美郷町の持つ“強み”を活かし、魅力的で競争力のある商品やサービス作りにチャレンジされる方を募集します。下記の3つのテーマから1つを選択し、ビジネスプランを作成して頂きます。(それぞれの写真アイコンから町の施策ページにジャンプします。)
海外旅行の訪問先としても人気があり、南国の魅力が詰まった神々の島―バリ島。美郷町は全国で唯一、バリ島の自治体(マス村という木彫り細工が盛んな村)と友好協定を締結しており、その交流の歴史は30年近くにもなります。町では民族楽器であるガムランのセットを保有しており、バリ文化アドバイザーを迎え演奏指導や地域振興を進めています。また、バリ島マス村からの外国人技能実習生の受け入れによる経済的な交流も計画されています。美郷町で起業すると、町が持つバリとのパイプを活用することで、現地のマス村だけでなく日本国内の機関やキーパーソンとのコネクションや、モノ、情報、技術などが入手しやすくなります。
美郷町の薬草栽培の歴史は古く、江戸時代から行われていることが過去の文献からも明らかになっています。町では平成23年度より「薬草薬樹の里づくり」に力をいれており、指導員の配置や苗の配布を実施しています。また、平成27年から組織されている美郷町薬草研究会では、薬草加工品の開発や普及活動などを行っています。なお、今年は『全国薬草シンポジウム』が美郷町で開催される予定であり、全国各地の薬草に関する情報が一堂に会します。
町では薬草の中でもシャクヤクの栽培に力を入れており、薬用としての栽培面積は3.2ヘクタールと、全国でも有数の栽培面積です。シャクヤクは根を漢方に使えるほか、毎年春に咲く花を活用することもできます。この他、美郷町で栽培されている薬草資源の活用や、これまで薬草加工品の開発を行ってきたノウハウの提供が可能です。
島根県は、100歳以上人口割合が9年連続全国1位の長寿県であり、その中で美郷町の 100歳以上人口割合は、県内19市町村中毎年1位、2位をキープする長寿の町です。美郷町では令和4年2月に「長寿県長寿町」という商標を登録し、化粧品、食品・飲料、農作物など10分類で「長寿県長寿町」と銘打てるようになりました。
長寿の秘訣(メカニズム)はまだ解明できていませんが「長寿県長寿町」を町民の健康長寿に向けた取り組みの強力なキャッチフレーズとして、町や町産品のPRなどに活用していく予定です。
最終審査通過者を「みさとと。ファーストペンギン」と称し、「美郷町地域商工業等支援事業費補助金」の「新規起業枠」もしくは「空き家・空き店舗活用起業枠」の補助率及び上限額の引き上げ、さらに、活動費補助(上限100 万円)を上乗せし、最大で600万円の資金支援を行います。
美郷町役場 産業振興課
担当:内部、三宅、檜垣
〒699-4692
島根県邑智郡美郷町粕渕168番地
TEL:0855-75-1214
FAX:0855-75-1218